テレビ東京のロングラン番組 「モーサテ」の愛称で親しまれている早朝0545~0705の経済番組「モーニングサテライト」。金曜日のパトリックハーラン氏の(タレント、投資歴25年以上)コーナー「パックンの眼」。アメリカの身近な話題をパックン視点でわかりやすく解説する人気のコーナーです。
本日のタイトルは「メジャーリーグ移転騒動、プロスポーツは誰のもの?」
カリフォルニア州のオークランドアスレチックス)がネバダ州ラスベガスへ移転することが今騒動となっているそうです。赤字経営が続いていてスタジアムもボロボロで野良猫がたくさん住んでるとのこと。
アスレチックスはアメフトチームのレイダーズが同じオークランドからラスベガスへ移転してラスベガスに遊びにくる観光客をとりこみ大成功したビジネスモデルに倣い,ラスベガス移転を決めた。今の計画では小さいけど超キレイな施設を作る予定をしている。
しかし弱かったのにずっと応援してきた地元のファンは無念だし、公的な莫大な補助金もつぎ込んできたのにオークランドを去ってしまわれてはたまらない。やっぱりプロスポーツはファンのものではなくオーナーのものだった。オークランドから他のプロスポーツもどんどん撤退してしまってアスレチックスが去ったらオークランドにはプロスポーツが一つもなくなってしまう。といった内容を語った。
資本主義では致し方ないことだが、去られる側には寂しいい話だ。比べるのは変ですが日本の長年の赤字路線が人々の応援で盛り返した、という話をふと思い出しました。とても興味深いタイムリーなMLBの話題でした。